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仏教に関する典籍を集大成したのを「大蔵」というが、それらは経蔵・論蔵・律蔵に大別される。律宗はこの律蔵を研究し、実践することで悟りを開こうとする。唐の南山大師によって創始され、律蔵のなかから「四分律蔵」を中心に戒律に関する様々な教義をうちだした。日本には、12年の歳月をかけ、失明しながらも来日した鑑真(688〜764)によって伝わる。鑑真は正式な授戒のできる僧のいなかった日本側の招請を受けて渡来し、東大寺に戒壇を設け、聖武天皇以下400名に戒を授け、唐招提寺を建立すると「律」を講じながら布教を勤め、日本仏教界に大きな影響を与えた。 |